お風呂というのはお湯を張るだけで大量のガスを使う節約ポイントです。
今回は、最初の一手間であとは自動的に節約がされていくということをポイントにグッズを紹介していきたいと思います。
一人暮らしの方や賃貸の方、面倒くさがり屋の方でも簡単にできるものばかりですので、ぜひ実践してみてください!
今回のポイント 1.光熱費の節約をするならお風呂の使い方を見直してみよう 2.大量のガスを使う追い炊きは出来るだけ避ける工夫をしよう 3.ガス代を節約する方法にはガス会社を変更する方法もある |
お風呂は家庭での水道使用量が40%近く、ガス使用量が80%近くと1番使用している場所です。光熱費の節約効果がとても期待できる場所です。
一般的な1人用の湯船にお湯を張る時は200L程度、シャワーは1分に6~10L程度使用しています。
そのためお湯の使用量を出来るだけ減らすことが節約につながります。
シャワーヘッドを節水型のものに交換することで、シャワー使用時の水の使用量を30~50%程節約することができます。節水型シャワーヘッドを使用する時の注意点として、水量が減るためシャワーだけでは温まりにくくなります。
手元のスイッチでシャワーを止められるストップ機能付きのシャワーヘッドもあり、必要な時だけ使用しやすいので節水効果が高まります。
ボタン式スイッチのシャワーヘッドの注意点は水圧を逃がすことでシャワーを止める仕組みなので水滴が落ちるものがあります。
他にも取り付け時に調圧弁が必要なシャワーヘッドがあるため、ホースごとの交換が必要になる場合があります。
スイッチ付きのものでもシャワーヘッドの交換のみで使用可能な商品もありますので商品購入の際は確認をよくしておきましょう。
ホースを交換する場合は、交換するためにはレンチ等が必要になりますので確認しておきましょう。
シャワーヘッドの交換は節水効果だけではありません。
商品によりそれぞれ機能や浴び心地が大きく変わります。
インターネットで検索すればシャワーヘッドの比較サイトなどは簡単に見つかりますので自分が必要としている機能や節水性能を探してみると良いでしょう。
湯船で使う節約グッズは主にお湯の保温をしてくれます。
お湯が温かいままなら追い炊きや足し湯で温めなおす回数を減らすことが出来ます。
これから紹介する節約グッズでお風呂の温めなおしを減らしてみましょう。
特徴
・1日に何度か湯船を使う方がいる家庭にオススメ
・次に紹介する保温ヒーターなどと組み合わせて使うと保温効果がアップ
・湯船に敷くだけで使える
・価格:500~800円
湯船に敷くだけで保温力が上がるので、家族の帰ってくる時間帯が違うため追い焚きをしているご家庭だと追い炊きの回数を減らせるためガス代を節約することが出来ます。また、次に紹介する保温ヒーターの使用する電力を節約することも可能です。
購入時の注意点ですが、湯船のサイズに合わせてサイズを選んでください。
ピッタリはまるサイズが無くてもはさみで切れば調節可能なので、少し大きめのものを買って後で調節すると良いでしょう。
使用時はフタも合わせて使用することで、更に保温力が上がります。
特徴
・保温で使用した場合22時間+追い焚き1時間の電気代使用量80円程度
・水位8cmから使用可能
・お風呂に沈めて水に浸け、スイッチを入れるだけ
・節約効果(上下水道代&ガス代全国平均と比較した場合)約8万円
・水からの湯沸かし可能
・価格:24,000円前後
浴槽の水に沈めて使用します。
温度設定は30~45℃の範囲で設定できます。
こちらの製品と上記で紹介したアルミ保温シートを同時に使用することで、使用時間を短縮できるため更に節約することが出来ます。
水から沸かす場合は保温より電気代を消費してしまいますが、LPガスを使用して水から温めるよりも格段に安く出来ます。
水から沸かす目安として夏場は3~4時間、冬場は7~8時間かかるようです。
沸かし太郎は910Wのヒーターを採用しているので、電気代27円/kwh(※)と仮定すると、
1時間当たり910W÷1000×27円=24.57≒約24.6円になります。
これで計算すると、
夏場の電気代:3~4時間×24.6=約73.8~98.4円
冬場の電気代:7~8時間×24.6=約172.2~196.8円
このようになります。
(※:東京電力料金表の平均より)
購入するためにかかる金額は高めですが、節約効果が高めなのでLPガスを使用していてお風呂によく入るならば購入の検討をしてみてもいいかもしれません。
注意点として電化製品なので感電の危険性があります。
お風呂に入る時は必ず「沸かし太郎」を出してから、お風呂を使用してください。
特徴
・節約効果(上下水道代&ガス代全国平均と比較した場合)年間約6万円
・空焚き防止・過熱防止・漏電防止機能付き
・使用者に合わせてグレードが3タイプ用意されている
・お風呂に沈めて水に浸け、スイッチを入れるだけ
・水からの湯沸かし可能
・価格:約20000円~40000円
風呂バンスはコード式のお風呂の追い炊き機器です。
上記の沸かし太郎と似た性能ですが、こちらは水深が浅いと使用できません。
複数種類があり、値段の幅がありますが、一番安い小型の物でも20000円前後と少々値が張ります。
電気を使って湯沸かしをするので、ガスを使うよりも安く済みます。
また、強力なエアポンプによりお湯を均一に温めるとともに浴槽内の酸素濃度を増価させ、簡易的な酸素風呂状態にします。
高いグレードの物だとろ過フィルターがついていてお湯を清潔に保つ機能も付いています
特徴
・電子レンジで温めるだけで長時間保温
・温めた後は湯船にいれるだけ
・電気代1回あたり約2.5円
・価格:約10000円
こちらの製品は電子レンジで温めて湯船に入れるだけで保温が出来ます。
毎回温めなければなりませんが、長時間温かいままなので湯たんぽ代わりにすることも出来ます。
電子レンジで10~13分加熱して、4~6時間温かさを保つことが出来ます。
ただ、アルミ保温シートより値段が高い割には効果が高いわけではないようです。
特徴
・二つ穴浴槽専用
・簡単取り付け
・シンプルな構造なので掃除などのお手入れがしやすい
・交換が必要になるパッキンは3~4年毎
・価格:3240円(税込)
「ふろっキーDX」は二つ穴のお風呂専用の節約グッズです。
一つ穴の浴槽には使えないため注意してください。
二つ穴のお風呂の構造上起こってしまう冷めた水の逆流を防止することで、お湯の温度低下を防ぎます。
また、コンパクトで簡単に設置することが出来、一度取り付ければ手間や電気代をかけずに、保温することが出来る商品です。
省エネルギーセンタ―主催の省エネ大賞を受賞した実績のある商品です。
今回はお風呂で使える節約グッズについて紹介しました。
お風呂では意外といろいろなところでお金がかかっており、特に水道もガスも使うためここを節約すると家計の光熱費をグッと抑えることができる場所です。また、節約にもほとんど手間いらずで、できる節約箇所がかなり多いためぜひ実践してみてください。
また、ガスの使用量を減らすこともガス代金を節約する一つの方法ですが、請求されるガス代そのものを減らすことも家計を助ける節約方法の一つです。
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