おすすめできるLPガス会社ってどんな会社?優良なLPガス会社を選ぶコツを抑えましょう。
「今使っているLPガス会社よりも条件の良い会社と契約したい。」「引っ越しにあたってプロパンガス会社と契約する必要がある。」ガス会社を探す理由は人によってそれぞれですが、良いガス会社と巡り合いたいという気持ちは皆さん同じだと思います。
そこで今回は、LPガスの販売店を選ぶにあたり、何をもって優良な販売店と判断したらよいのか紹介していきたいと思います。
また、料金設定やサポート体制といった、チェックするべきポイントもご紹介します。
今回のポイント 1. LPガスの料金は、ガス会社によって異なる。複数の比較が鉄則 2. 解約金や違約金が発生する場合があるので事前に確認しておこう 3. 明確な料金設定があり、サポート体制が充実しているプロパンガス会社がおすすめ |
ご存じの方も多いかと思いますが、プロパンガスは自由料金制です。法律で料金が規制されている水道料金のような、いわゆる公共料金ではないため、各LPガス会社が好きなように料金を設定することができます。
ただし、自由だからと言ってもどんぶり勘定でいい加減に値段が決められているわけではありません。街のスーパーマーケットが野菜や果物の価格を決定するのと同じように、プロパンガスを販売する小売業者も、ガスの仕入れや供給にかかるコスト、利益を考えたうえで販売価格を決定しています。
そのため、地域や会社ごとに料金が違うのです。
例えば、輸入されてくるプロパンガスが到着する港に近い地域であれば、ガスの配送にかかるコストが安く済むのでその分料金も安く、反対に、その港から遠い地域であれば、配送コストが高く、料金も高くなる傾向があるでしょう。
また、会社ごとでも規模によって人件費などのコストが異なり、利益の出し方も違います。そのため、同じ地域の中でも会社によって料金に差が生まれるのです。
このように、LPガスの料金は全国一律ではなく、同じ地域内で販売店間に大きく開きがあることも珍しくありません。
そのため、プロパンガスの契約を行う際には、複数のガス会社の料金を比較することが非常に重要です。
続いて、プロパンガス会社を選ぶ時に考慮に入れるポイントを見ていきましょう。
料金設定にしっかりした規則があり、値上げ・値下げを事前にお知らせしてくれるLPガス会社を選びましょう。
LPガス料金の値上げ・値下げに関する情報をきちんと提供してくれるかどうかは、ガス会社を選ぶ上の重要なポイントです。
なぜなら、自由料金制であるプロパンガスは、契約をした後も料金を変更することが可能であり、変更に対して消費者の承諾を得る必要がないからです。
これだけ聞くと、LPガス販売が良くない商売のように思えるかもしれませんが、そもそもLPガスの料金は原料価格や為替の変動に左右されるため、値段をずっと一定に保つのが難しい商品です。そのため、契約当初よりガス料金が値上がりしたからといって、必ずしもそのガス会社が悪い会社だとは限りません。
ただし、値上げの理由を知らせてくれなければ、正しい値上げかどうかを判断することはできませんよね。もちろん、値段に変更がある場合、LPガス販売店は契約している消費者に通知をする義務があります。しかし、通知方法については明確に規定がされていない状態です。
そのため、事前にきちんと詳しい説明が記載された通知を手紙やハガキなどの形式で出してくれる良心的なガス会社がある一方で、検針票の隅に小さな字で簡単に値段変更をする旨を記しているだけのガス会社もあります。
中には、新しく顧客を獲得するために、契約時に安い料金表を提示しておいて、契約後にはっきりした通知を行わずに徐々に値上げを行うことで利益を得ているLPガス販売店も存在します。
これでは、安いと思って契約したのに、知らないうちに支払うガス料金がとても高くなってしまった、なんていう悲劇も起こりかねません。
このように不当な値上げを行うガス会社を回避するためには、ガス会社の値上げや値下げに関する規則の有無、そして料金変更の事前通知の有無を確認するのが重要です。
はじめに提示される料金プランが安いのは魅力的ですが、それだけで早急に判断するのは禁物です。
その後の価格の変化がどのように決定されるのか、自分たちにどのような形で知らせてくれるのかを確認しましょう。
料金設定の具体的な規則を設けており、料金の変更がある場合に事前に消費者へ通知してくれる会社は誠実性が高いと言え、おすすめすることができます。
LPガス契約の際は、解約金があるかどうかも忘れずにチェックしましょう。
「さあ、これからLPガス会社と契約するぞ」という時に、後々解約することを考えている人は少ないでしょうから、つい見落としがちなポイントですが、プロパンガスにももちろん契約期間があります。
そのため、契約期間を満了する前に解約をする場合は、解約金が発生することがあります。
解約金の平均は5,000~10,000円と言われていますが、中には解約金がゼロの会社や、反対に3万円もの高額な解約金が設定されている会社もあります。
契約期間については、10~20年と会社によって幅がありますが、一般的には15年の期間を設けている会社が多いとされています。
解約を前提に契約を考えるのはなんだか不思議な気もしますが、後で困ることのないように、契約期間はどのくらいか、解約金がいくらかかるかをきちんと確認しておきましょう。
違約金がある場合、ご自身ですべてを支払ってから、新しい会社と契約するのがシンプルな良い方法と言えます。
しかし、違約金は小さな金額ではないことも多いので、一括で支払うのは厳しいと感じる方もいるでしょう。
その場合、金額にもよりますが、次に契約を行うガス会社が違約金の支払いを肩代わりしてくれることがあります。
そのため、現在のガス会社との間に発生する違約金に悩んでいる方にとっては、違約金の肩代わりができるかどうかも、次のガス会社を選択する上でのひとつの基準となるでしょう。
ただし、新しい会社が肩代わりをしてくれる場合でも、違約金がゼロになったわけではありません。
肩代わりしてもらった分は、新しい会社に少しずつ支払っていく必要があります。この方法を採用するのであれば、どのような条件で肩代わりをしてもらうのかを明らかにしましょう。
日ごろのメンテナンスやトラブル対応をしっかり行ってくれるLPガス会社を選びましょう。
プロパンガスは私たちの暮らしに欠かせないエネルギーのひとつですが、間違った使い方をすれば大きな事故に繋がることもあります。正しい知識をもって正しく使うことが重要です。
安全なプロパンガス使用を行うためにも、分からないことがあった時に丁寧に説明をしてくれる会社、そして日ごろのメンテナンスやトラブル時の対応をきちんと行ってくれるLPガス会社を選ぶことを強くおすすめします。
何かあった時に「電話しても繋がらない」、「適切な対応をしてもらうまでに時間がかかる」、ということでは安心できませんよね。
そのため、LPガス販売店を選ぶ時には、担当者が決まっているかどうか、もしくは相談窓口が設けられているかどうか、それから、緊急時にすぐに連絡がとれ、迅速な対応ができる体制が整っているかどうかをしっかり確認しましょう。
LPガス会社を選ぶ時に気を付けるべき項目をひと通り抑えたところで、お住まいの地域にある複数のガス会社を比べてみましょう。
ホームページで料金表を公開している会社については、今すぐ比較をすることができますが、ホームページを持っていないガス会社については、それぞれの会社に連絡をして、ガス料金の見積もり(料金表)をもらう必要があります。
また、安すぎたり高すぎたりする料金のLPガス会社を見分けやすくなるので、地域ごとの平均料金もチェックしておきましょう。
今回はLPガス会社の選び方について紹介させていただきました。
ここまで読んでみていかがだったでしょうか。
今回の記事の内容を参考にして満足いくLPガス会社を探してみてください。
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