冬はガス代が高くなりがちの季節です。
暖房器具の使用やお湯の使用量が増えるので、ガスの使用量が増えてしまうためガス代が高くなってしまうのです。
この話は前にブログ記事にしましたので詳しくはそちらをご覧ください。
そんな時期に節約できれば家計が助かりますよね。
今回から冬のガスの使用量を減らしてガス代を節約するための方法を紹介していこうと思います。
その中でも今回はお風呂編ということで、お湯張りの時やシャワーの使用時の節約方法について説明していきたいと思います。
ガスを使う時に少し意識するだけでも変わってくるので、知識を身に付け実践してみましょう。
今回のポイント 1.追い炊きはガスの使用量が多いので回数を減らす 2.お湯の使用量を減らすことでガス代と水道代を節約 3.アイテムを購入して取り付けると楽に節約できる |
気温が低くなるとお風呂にゆっくりとつかって体を温めたいですよね。
清潔になりますし、体温を上げることは免疫力を高める事にもつながります。
冬場では風邪をひかないためにも体を冷やさないようにしたいですよね。
しかしお湯を湯船に張るということは大量のお湯を消費していることになります。
冬にガス代が高くなる要因の一つにお風呂があげられます。
シャワーや湯船にお湯を張ることもそうですが、気温が低いためお湯の温度がすぐに下がってしまうので、追い炊きしてしまうとそこでもガスを使ってしまいます。
そんなお風呂ですが、入るときに気を付けることでガス代を節約できる方法がありますので紹介していきたいと思います。
基本的なことではあるのでもうやっているという方もいるとは思いますが、改めて確認していきましょう。
お風呂のフタはこまめに閉めましょう。
湯船にお湯を張るときやお風呂から出た時、お風呂につかるような時以外はお風呂のフタを閉めておくとお湯の温度が下がりにくくなります。
開けっ放しだとすぐに温度が下がってしまうため、追い炊きといった温めなおしをしなければならなくなります。
また、保温シートを使用することでお湯が冷めにくくなるため、追い炊きの回数が減るので節約につながります。
時間を空けるとそれだけお湯が冷めてしまうので、温めなおさなければお風呂につかれません。
そのためお風呂に入るときは間を開けずに入ってしまうといいです。
人数が多いご家庭ですとどうしても間延びしてしまったり、ご家族が帰ってくる時間がバラバラで、お風呂に入る時間もバラバラになってしまって最後の方はお湯が冷めていた、なんてことがあるかもしれません。
その場合はお風呂に入る方法や時間を工夫してみるといいかもしれません。
同時にお風呂に入ればその分時間が短縮できますし、お風呂に入る時間を後ろにずらしてすぐに入れるようにすることで、お湯を温めなおす回数を減らすことが出来ます。
一回でも追い炊きをしないようにすることでガス代が節約できるので考えてみるといいでしょう。
上記でも書きましたが、追い炊きの回数は出来るだけ減らしましょう。
追い炊きはガスの使用量が多いため出来るだけしないようにすることが節約につながります。
それでもお湯が冷めたので温めなおしたい、そんな時はお湯を足す方が追い炊きよりガスの使用量が少なくなります。その分水道代の方が増えることになるかもしれませんが。
シャワーを使う時間は出来るだけ短くしましょう。
シャワーの流しっぱなしは無駄が多いため、必要な時以外は止めておくと節約になります。
シャワーを流しっぱなしにしておくと約15分~17分で約200L、お風呂一杯分のお湯が流れたことになります。
湯船にお湯を張っているならば、そちらのお湯を使うことでシャワーの使用時間を減らせます。
また、シャワーを出しっぱなしにするのは水の使用量が増える事にもつながるため、節水のためにもやめた方がいいでしょう。
シャワーヘッドを交換することでお手軽に節水することが出来る「節水シャワーヘッド」という物があります。
こちらを使用してお湯の使用量を減らすことで、ガス代と水道代の節約が同時に出来ます。
現在市場を見てみると、このシャワーヘッドは様々な種類が出ています。
ピンキリで性能や使い勝手、お値段が違ってくるため節水力が高めの物を選ぶと良いかもしれません。
いつもと同じ時間使用しただけでも交換前と比べればその分節約できるためとても簡単だというところが魅力的です。
シャワーだけだと冬場は寒いかもしれませんが一応紹介。
一人暮らしならシャワーを、ご家族で暮らしているならお風呂の方が節水に向いています。
上記でも書きましたが、シャワーは約15分~17分でお風呂1杯分のお湯を使います。
ということは短時間の使用でおさめることが出来ればシャワーの方が節約できることになります。
シャワーだけで体を温める方法もあるようなので試してみると良いでしょう。
ただお湯を使いすぎない方法で。
逆に言えば、長時間のシャワーを使うことが分かっている場合はお風呂に入った方が節約につながりやすいということになります。
人数が多い場合は湯船にお湯を張って、シャワーを使用する時間を減らすことで節約をすることができます。
お湯の温度は上げすぎないようにしましょう。
お風呂の温度を上げすぎてしまい、後で水を足すことで温度を調整すると、上げすぎた分のガスが無駄になってしまいますので設定温度は適温を心掛けましょう。
昔ながらのガス給湯器を使用している場合は温度の調整は上げすぎないようにしましょう。
お風呂のお湯を張るときは使いすぎないようにしましょう。
お湯が多ければ多いほど、それはガスの使用量が多いということです。
そこでいつもより少しだけお湯の量を減らすだけでも節約につながります。
さらに、お湯を張るときは、お湯を止め忘れてあふれさせないようにしましょう。
あふれるまでいかなくても大量のお湯は節約の敵です。止め忘れはしないようにしましょう。
もしも不安でしたら、自動お湯張り機能がついているお風呂に切り替えるか、お風呂のお湯の入れすぎを自動で止めてくれる商品がありますのでそちらを求めてもいいでしょう。
規程の水位まで到達すると音を出して知らせたり、お湯を自動で止めたり、設定した給水量によって自動で止めてくれたりと様々な商品がありますので使いやすいものやご自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
今回はガスの節約術・お風呂編ということで、お湯の使用量の減らし方やガスを使用する追い炊きの減らし方を紹介させていただきました。
お湯の使用量が減ればガスだけではなく水道代も節約できるため一石二鳥です。
温度が下がりやすい冬は追い炊きをしたくなりますが、追い炊きはガスの使用量がとても多いので、回数を減らす工夫をすることでガス代を減らすことになります。
これらの工夫はいつもより少し気を付けることで出来る事です。
それでも足りないところは器具を買ってきて取り付けることにより補うことが出来ます。
お風呂は健康によく、温まることで免疫力があがり、リラックスもできる冬のお供です。しかし湯冷めには気を付けてくださいね。 今回のブログがガス代を節約しながら暖かく過ごせる冬につながりますように。